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企業の方へのメッセージ

横浜国立大学大学院工学研究院では、自然と調和した人類の共存を維持し発展させるため、独創的な概念と研究手法により新たな産業を創出するように、京浜地区の工学系教育機関として新たな学問分野を切り開き、 教育を通して卒業生を社会に送り出し、企業の成長に貢献してきました。研究成果を社会に還元する「実践性」を基本理念とした研究活動による「知の創造」をもとに企業との共同研究の実践を重視してきました。大学院教育では教育機関として組織した工学府において、そして学部教育では工学研究院と環境情報研究院等の教員が連携して、工学の研究と教育(人材育成)は企業との連携が不可欠という考えに立って教育にあたっています。

2007年度からは、分野融合型科学技術に対応できる広い視野をもち、産業界で即戦力となる「実務家型技術者・研究者」を養成する新しい大学院教育システム、スタジオ(工房)教育プログラムを導入しました。この教育システムでは海外を含む企業や研究所において、インターンシップを行うことが要求されています。また博士課程後期の学生に対して行っている工学研究マネージメント学習プログラムでは、学生に研究資金を支給し、自ら研究テーマを設定し、学生自身による管理のもと、研究費の使い方を学ばせるといった教育もしております。

工学研究院の教員集団は約200名、工学部学生は約3100名、大学院工学府学生は約1000名からなっています。多くの教員は企業の方たちと共同研究という形で、研究活動に携わり、イノベーションにより社会貢献を目指しています。また多くの卒業生が幅広い工学分野において企業に就職し、社会に貢献しております。今後も、教員、学生は共に産業界において貢献すべく研究教育に励んでまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

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