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組織

工学の基本理念は、ものづくり、即ちものの創生に基づいて人類社会に貢献することである。ものの創生をキーワードとして、工学研究院には「機能の創生」、「システムの創生」、「知的構造の創生」の3部門が設けられている。つまり、ものの創生を「機能」、「システム」、「知的構造」という3面から捉え、この大きな枠組みからなる3部門に教員が所属する。

機能の創生部門

ものの創生の基礎である機能に焦点を置き、過程、構造、分子の重層した視点から、それぞれと密接な関係を持つ生産、材料、化学、評価の分野を対象とする研究部門である。機能の高度な理解とそれに基づいた評価を統合し、新しい機能の創生機構を生み出すことを目的とした以下のような研究を行っている。

-化学工業, バイオ産業, 環境産業などでの, 現在および未来の解決すべき課題を, 熱力学, 移動現象論, 遺伝子工学などのアナリシス技術体系で探索, 顕在化させ, 安全性, 信頼性, 経済性などの評価技術体系のもとで, 制御, 設計などのシンセシス技術体系による具体的な解決技術を創生する研究
-固体材料の有する力学的特性, 電気・磁気的特性, 熱・電気的特性,耐環境性など種々の特性の起源を物性論に立脚して解明し, それらの起源に基づいて地球と調和したシステムに対応できる機能の創出, 機能材料及び構造材料の開発, これらの材料の製造・加工方法の構築等を目的とする研究
-分子単体, 分子集合体, 高分子, 複合体等を対象として, 構造論, 物性論, 反応論等に立脚して物性および機能を多面的に解析し, その起源を化学的に解明し, 環境に調和した持続可能な今後の社会システムを支える新機能を発現する高機能性分子システムの設計と創製を目的とした研究

システムの創生部門

システムの創生部門では、様々な科学技術、要素技術、生産技術、設計技術など多方面にわたる工学技術を向上させ、それらを統合することにより、高度システムを創生することを目的としている。具体的には、機械加工、材料強度、熱流体エネルギー工学、機械力学、制御工学などに係わる、ミクロからマクロにわたる物理現象の解析を基礎として、マイクロマシーンから海洋・航空・宇宙で利用する大型構造物までの総合的な高度システムデザインに関する基盤的科学技術の研究を推進する。また、それらの研究を基礎としたプロジェクト研究と連携研究により、学際先端的科学技術分野の進展を図る。

知的構造の創生部門

先端物理学,数理科学,電気電子工学,情報システム工学より構成される.先端物理学では自然現象の解明,極限状態の計測と探求,新現象の創造を研究する.数学科学では物理現象や人工情報のモデリング,理論構築・解析,コンピュータを駆使した視覚的シミュレーションなどに取り組む.電気電子工学では電力エネルギー,ロボティクス,エレクトロニクス,ナノテクノロジー,電子通信機器,信号処理などに取り組む.情報システム工学では通信ネットワーク,計算機工学,知的情報処理などをカバーする。近年の重要課題である医療応用やライフサイエンスとの分野融合も推進する.以上を総合し,最終的に新しい知的構造,知的装置,知的ネットワーク,知的社会を生み出すことを目的とした研究を行う。

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